西島大介
漫画家(現代美術作家・音楽家)
1974年東京都生まれ。2004年『凹村戦争』で漫画家としてデビュー。同作は第8回文化庁メディア芸術祭審査員推薦作となり、同年第35回星雲賞アート部門を受賞。『世界の終わりの魔法使い』、構想から17年をかけて完結した『ディエンビエンフー』『ディエンビエンフー TRUE END』など作品多数。2012年に刊行した『すべてがちょっとずつ優しい世界』が第三回広島本屋大賞を受賞し、第17回文化庁メディア芸術祭マンガ部門審査員推薦作となる。登場キャラクター「ぼうや」はライフワークとなり、刊行以降、絵画や音楽、立体作品になっている。2016年「WIRED」誌にブロックチェーンをテーマにした短編「しんぴょうせいのたかいごうい」を発表。
キャラクターデザイナー、イラストレーターとしても幅広く活動し、読売テレビ「シノビー&ニン丸」、ベルナール・ビュフェ美術館「ビュフェくん」、ベストセラー小説『陽だまりの彼女』などを担当。2011年には秋葉原ディアステージにグラフィティ「秋葉原ネオグラフィティ スーパーディアガール」を公開制作で描いた。
「生きとし生けるもの」(ヴァンジ彫刻庭園美術館 2016)「トゥルーエンドを探して」(AWAJI Cafe and Gallery 2017)「パープルーム大学付属ミュージアムのヘルスケア」(常陸太田市郷土資料館梅津会館 2018)など、現代美術作家としても活動。DJまほうつかいの名前でピアノ演奏による音楽活動も行う。