Fカップ

家入一真

色紙にペン / 書・カリグラフィ・文章
270 x 240 x 50 mm

スペース: AWAJI Cafe & Gallery

購入、詳細: startbahn.org

ピッカー:

海猫沢めろん

作家

ピッカーコメント:

昨年の家入一真作品は「とりあえずなんかわからんが出してみた」以上でも以下でもない単なるゴミであった。それはデュシャンのような文脈ではなく、もはや文脈すら失われた単なるゴミ。正確に言うならば正方形の紙に便所の落書きをトレースしたようなゴミであった。しかし、今回の作品は素晴らしい。なんとそのゴミが存在しない。素晴らしい。もし主催者側がこの作品を受賞させ、この作品について語る機会を作ったとしてもなお、価値はない。本物の無である。いま、真のエコロジストが買うべき最高の作品。